（CSの豊かなご縁）本当に大切なものは、失くさないと気づけない自分は嫌だなと

今日は 連休最終日。のんびり寝ていたらいいのに、とても早く目が覚めました。

昨日は 、以前もブログに書いたことのある吉本ばななさんからのご紹介で お越しくださったご夫婦（美男美女カップルさん）が、CSの施術にお越しくださいました。

前回は、ばななさんに紹介してもらった「ご主人」が数日前にいらして、その後に奥様をご紹介してくださったのですが、昨日は同じ日に時間差でお越しくださいました。

施術中、いろんな会話をしながら施術するのですが、奥様（Kさん）が、私とうちの主人との いろんな17年間の経緯を知ると、

「そんな素敵な方、いないよ～。大事にしなきゃ～」と言ってくださったのです。

で、私も「そうなんです、あんな複雑な家庭で育ち、日常生活を取るのも大変だった私がこんなに普通に幸せに暮らせているのは、夫のおかげで、夫はよく私を育ててくれました」なんて、話していたんですね。

が。

私が今朝、リビングでパソコンをしていると夫が、

「実は、10年前から好きな人が居て、離婚についてずっと 弁護士に相談しているんだよ」と言うのです。

愕然としつつも私は、だからこの人は、「全然お金がないんだ（笑）」「だから、法テラスのこと知っていたんだ」とか、いろいろ思ったんですよね。（同様しすぎて 変な納得の仕方）

でもね、10年と言えば、別居して2年目のとき。（3年以上別居していました）

そうか、やはり仲良く暮らしていたように見えて、わたしにたくさん不満があたんだな、と反省もしたんですよね。

それでも、同居を再開した2年後に 下の子が生まれ、一人っ子だと思っていた息子（現 15歳）には妹（現 7歳）も出来て、私は幸せだったな、と。

パソコンを畳んで、仕事に行く途中、息子の学校の 校門の前を通り、大きなリュックを背負う 息子の背中が見えたのです。

わたしは、友達に囲まれている息子に声をかけるのは可哀想かな、と思いつつも、どうしても声をかけたくて、「もときーーーー」と呼びました。

息子は、くるっと振り返り、私の方を見て、6歳の頃と変わらない可愛い笑顔で、わたしを見て手を振ってくれたのです。

（息子が2歳から6歳まで別居していたのですが、また一緒に住み始めた時の息子の最高に喜んだ顔を感じました）

わたしは夫を愛している。そして、夫も私をたくさん愛してくれた。家族を支えてくれた。

私は、私の好きな人が、私から離れたいと言ったら、その人の幸せを願い、素直に身を引きたいと思っていました。

でも、引けない。

わたしは とても夫を愛している。わたしにとって夫は 最も大切な人で、手放したらいけない人。

私が手放さないことが彼を苦しめるなら、迷惑なのであれば、その女性との愛を応援してあげたいし、私のもとから離れてくらさせてあげたいと思います。

でも、可能であれば「籍」はそのままにしておいて欲しいな、そしていつか また私と一緒に居たい。と思ってもらえる時があれば、嬉しいな、有難いなと。

息子の笑顔を見た私は、人生2度めの 夫との別居を決意し、どうしたら「籍だけでも」そのままにしておいてもらえるか、そして、頭の整理をしたくて、義母に相談したいと携帯を握りました。

次のblogに続く