「わたしは自分が楽しいから仕事をしていたんだよ」というお母様の声
一昨日、インテグレートヒーリング(IH)の出張セッションがあったのですが、そのセッションで クライアント様が、「誰かのために仕事をするから 頑張れる、自分の母もそうだった」「自分のためだと、頑張りが効かない」とおっしゃいました。
セッション中は、クライアントさんの潜在意識にアクセスして、もう他界されている 「お母様の意識」にも繋がれますから 尋ねてみたんですね。
すると、「私は商売が好きだった、商売が上手くいくのが嬉しかったのよ」と、おっしゃっていたんです。
( お客様を喜ばせるのが 大得意のお母様でした)
もちろん 「家族のために 働いた」というのもあったと思いますが、家族が食べていくだけなら そこまでしなくても、という働き方をしていたのは、お母様自身が商売が楽しかったからなんですね。
でも、子どもたちに対して、「母さんは、商売が面白いんよ」を前面に 仕事に精を出すのは申し訳なく思うものです。
だからこそ、「可愛いあんたらのため、 美味しいごはん食べされるために、母さん頑張ってるんやで~」って言いたいです。
すると、クライアントさまも、そういえば 母は 僕が 子どもの頃、夕飯を食べた後に紙幣を こうやって広げて両手で数えている姿、嬉しそうでしたから覚えていますよ~と\(^o^)/。
仕事は 自分が 楽しいから続けられる。
そして「楽しくない状況」でも、「楽しかったこと」を思い出して「また頑張る」のが商売ですよね。
自分の利益が先ではなく、お客様の笑顔が 自分にも 大きな喜びになるから 頑張れるんです。
家庭においても「お金を運ぶだけ」の関係だと、お父さん、お母さんは どんな仕事をしているのか分からない。
もちろん、農業、林業、漁業、美容師さん、医師、看護師、教師など わかりやすい職業もありますが、事務や管理の仕事、パソコンの仕事だと 伝わりにくいかもしれません。
子どもは「親が大好き♡」ですから、子どもが分からないようなことでも かみ砕いて話してあげると、「へー、ママすごいね」「わー、パパ カッコいい」って思います。
お肉屋さんのレジでも、薬局の品出しでも、なんでもわかりやすく話してあげたらいいんです。
「誰が働いているから、この家に住めてるんだ」
「誰のお金で 習い事や 学校に行けてるのよ」
という恩着せがましいものとは 全く異なります。
どんなに高給取りで、豊かな暮らしぶりに見えても心が通わない家庭で 育ったら、「仕事はつまらないもの」「大人になっても楽しくない」と感じてしまいます。
そうそう、クライアントさまは そんな風に「仕事を楽しそうにしていた母」に育てられましたから、「どんな商品なら 喜んでもらえるか」を 考える 天才に育ちました。
やっぱり「主体性」!
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