IHセッションレポート：誰かを守りたいが自分を尊重するエネルギーに

こちらのセッションレポートは、アメリカ在住の60代の方のIHセッションの先程の続きでBlog公開に同意を頂いております。

セッションは先程のBlogからの続きですので、どんな症状を改善したくて申し込まれたのかはリンクからどうぞ。

２）１つ目の根本原因

・年齢：12歳

・人：母

・感情：見方になりたい

Aさんはご自身の父母の関係を見ていて、優しい母の味方になりたいと思っていました。

なぜ女性は男性に虐げられるのだろう。従わねばならないのだろう。人はみな平等であるはずなのに。と、子どもの頃から「女性の味方になりたい」という思いを強く持っていました。

３）２つ目の根本原因

・年齢：30代→詳しく→37歳くらい

・感情：味方になりたい

・人：両親や姉妹や自分の現在の家族ではない人→詳しく→女性

Aさんは当時はまだ日本に住まわれていて、近所でご主人からのDVに悩む友人から相談を受けていたことを思い出されました。

その後、この友人は他県に引っ越しされ自分も海外に転勤されたりしたため疎遠になってしまったが、気になっていた。

４）２）と３）を話したあとのAさんの気付き

この間、ご主人と喧嘩をしたこと。

今週末「日本に帰国したついでにご主人の実家に泊まること」などで。

AさんもAさんのご主人も海外生活が長いので一般的な日本人男性よりも「自分の実家を尊重して欲しい」はそんなに強くないのかもしれないけれど、それでも妻に「自分の実家を優先」「良い妻」「優しい女性」「気の利く女性」を求めてくるのがよく分かるし、そうでないと夫が感じると彼の不機嫌が伝わる。

幼い頃から両親の関係、姉夫婦の関係、友人がご主人から暴力を受ける姿を見てきて、女性は結婚相手で人生が大きく変わってしまうし、素敵な男性と結婚できたならそのパートナーや子どもたちのために自分のことは後回しでも仕方がない。という思いを持っていました。

また「男性は働いているから許される」「妻は夫の親を見るべき」「それは当然のこと」という刷り込みを持っていたことも「変だよね」「人はみな平等であるはずなのに」という本質もわかりながら、どこかで受け入れている部分がAさんに辛さを与えていました。

５）目標

私は自分を尊重し、世の中の思想や他の人からの刷り込みを手放し、脳や身体の機能を正常に保ちます。

６）選ばれたプロトコル

Aさんには「防衛」に関する自己破壊プログラムがありました。

自己防衛を選ぶ代わりに「NO」を言えなくなっていたのです。

①わたしからAさんへの質問

・自分を尊重することによって、やりたくないことから逃れる代わりに「NO」を言うことを学んだらどうなりますか？

Aさんのネガティブな感想→「夫から冷たいね」って思われるかな。

Aさんのポジティブな感想→気を使わなくて済むからホッとする。建前ばかりで一生懸命に気を使って話さなくて良いのは楽だしね。それに今までそうやって自分を押し込めてきたことが病気を引き寄せていた原因だし、これまでのセッションで手放してきたから体調が良くなったことを体感しているんだから。

②再び、わたしからAさんへ質問

・自分のことを大切にしていないと病気になるとわかったのなら、このセッションでヒーリングをされた結果「NO」を学ぶ？学ばない？

Aさんの選択→「NO」を言うし「自分を尊重したい」

７）「女性は受け身であること」を手放す

Aさんは専業主婦として結婚生活を40年過ごされてきたのですが、本当は能力も高く何でも叶える力があるのです。

しかし「良い妻」「良い母」でいることで「幸せの価値」を見出そうとした部分も過去には持っていました（以前のセッションで手放しています）。

そして今まさにその先に行く時なのです。

その例として、Aさんのマルチタスクは素晴らしいのです。

Aさんのご主人は転勤族でしたし、お仕事から帰るのはいつも深夜です。

そのためAさんは誰にも手伝ってもらうことなく、短期間で日本⇔海外、海外⇔海外などの引っ越し準備を万全に終わらせてしまう。

普通、混乱しますよね。しかし冷静に落ち着いて自分の役割をこなすのです。

２人の男の子を育てながら、日本と海外を行き来するような転勤に付き合い、旦那様が独立されたときは金銭的な不安があっても信じてついていけた強さも素晴らしいと思います。

しかしAさんは、「こんなときにしか自分を役立てることは出来ないから、、、」と控えめになるのです。本当は控えめになるより、その才能を活かしたら良いのにと思いますよね。

家事がバッチリの女性は、ハッキリ言って仕事もかなりできますから。

＊「自己表現」「自己実現」を抑えてしまうと、自律神経が乱れる→ホルモンが乱れる→脳下垂体に問題があるのでは？？？というように、逆に病気の原因になるのですよ。

＊もちろん自律神経やホルモンだけに症状が出るわけではなく、出る場所や出かたは人それぞれです。

８）さらに調整

・経絡→肝経(ハンドヒーリング)

・サポート→アロマ→チャクラ４(ハートチャクラ)

最後にオラクルカードのカードリーディングでの調整が出ました。

今回Aさんのカードリーディングでの調整の意味はとても大きく、次回のセッションにもとても大切なものでしたので次のブログで丁寧に書いていきます。