カウンセリング:パワハラ上司を引き寄せていたのは父との関係性が影響していた
ドメスティックな関係から抜け出せないのはなぜ?という、先ほどのブログからの続きです(神奈川県在住で30代、会社員、Yさん)。
Yさんは前職からパワハラ上司との関係に悩み、退職されています。
そしてまさか今回の転職でも同じような上司に当たってしまいました。
*Blogへの公開はYさんより承認いただいていおります
先程のところまでで「育った環境」がその後の人間関係にとても影響していることがお分かりいただけたかと思います。
しかしですね、ここで紛らわしいことがあるのです。
ここ、ものすごく大切ですのでYさんも、Blog読者の皆さんもしっかり読んでいただきたいところです。
今のYさんは30代後半。
今のお父さんを見ると、当時の恐ろしい面影はありません。
また年齢と共に「人って丸くなる」のです(お父様は現在60代。30〜40代の頃とは感情の出し方も違うでしょう)。
すると幼少期や学童期に感じていた恐ろしさや不安、恐怖、深い悲しみに霞をかけてしまいます。「防衛本能」とも言えます。
*大したことなかった
*父よりも悪い人はたくさんいる
*わたしの受け止め方が大げさだったんだ
*この目の前の上司だって30年社会人としてやれているんだから、そこまで変な人ではないのかもしれない
こんな風に自分の感覚を否定して、現実を受け止めようとしてしまうのです。
人は「今の環境」になんとか適応しようと自分を合わせます。
幼少期や学童期に体験した環境であればあるほど、その環境に適応しようとするでしょうし「スピリチュアル」な面から見たら、同じ体験をさせて「早く気付いて」「あなたは悪くない」「抜け出す勇気を持って」とメッセージをくれるでしょう。
長くなりましたので、また次のページに進みます。
0コメント