IHセッションレポート:自分の価値を見出すよりも家族間の調和を重んじた子供時代
先程のMさん(自分の生きがいを大切にする)のセッションの続きです。
(アメリカ在住、50代、Mさん)
根本原因を見ていくとMさんが「0歳4ケ月のとき、父、音、怖い」という反応がありました。
お父さんは大人しいけど、怒ると怒鳴る人で叩くこともあったそうです。
母も妹も自分も怒鳴られたり、叩かれたり。
「昭和の時代の男性や父親なんて、そんなものだろう」と、大人になったMさんは思えるかもしれませんが、赤ちゃんのときに「母にお大声を上げたり、叩いたり」、幼い頃にも「泣けば叩かれた」のだとしたら、自分の価値を見出すよりも調和や平和に重きを置き、事なかれ主義を通すほうを優先するでしょう。
特にMさんのお父さんは「母が近所に住む男性と話すだけでも嫉妬をした」というくらいヤキモチ焼きで行動制限する男性だったそうなので、母のそのフラストレーションは「娘たち」に向かったのだと思われます。
じゃあ「母の娘たちに対する嫉妬や行動制限や嫌味は仕方がない」のかといえば、親同士は親で解決してもらいたいでしょね。
Mさんは高校を卒業するまで(親に養ってもらっている頃)よりも、働きだしてからのほうが自己肯定感が高くなりずっと生き生きと暮らしています。
今回のMさんの目標は、
どんな時にブレやすいかと言うと、「他人からの嫌味、嫉妬、邪魔」が入ったときです。
Mさんが今後「自分軸」がブレそうになったら、
・「幸せ」「生きがい」を優先したいのか?
・他人からの「嫌味」「嫉妬」に影響されるのを避けるために、自分の価値を下げて相手に合わせるのか?を、もう一度自分の心に聞いてみることです。
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